珈琲とあぶら麩で忘年会 写真2
二江先生に「国際折り紙協会講師」認定
二江先生の師である小林館長は「紙一枚あれば、暮らしが豊かに」と、その技と心を国際的に伝えています。
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つなぐ支援!(息の長い活動をしていきたい)
広島市東区の牛田商店街が2011年から東北の産品販売を続けている。
3月からは毎月11日に、東北の食材を味わいながら復興を話し合う会を開いており、同商店街振興組合は「息の長い活動をしていきたい」としている。(大槻浩之)
広島市東区の牛田商店街が2011年から東北の産品販売を続けている。
3月からは毎月11日に、東北の食材を味わいながら復興を話し合う会を開いており、同商店街振興組合は「息の長い活動をしていきたい」としている。(大槻浩之)
中心となるのは同組合副理事長で印鑑店を営む藤原通礼みちのりさん(75)。宮城県登米市在住の友人から、家財道具など全てを流された被災者の状況を聞いた。隣の南三陸町から同市に避難してきた被災者に、75人分の自作の印鑑を贈った。
被災者からは感謝の手紙とともに、油麩あぶらふなどの特産品も届いた。藤原さんは産品を販売することが被災者の支援につながるのではと考え、同組合に提案した。
産品を選んで東北の業者に連絡し、2011年夏頃から商店街内の十数店舗で油麩、鯨の缶詰やりんご、日本酒などの販売を始めた。東北で活動したボランティアを招き、被災地の写真展も開催。13年3月には被爆樹木の桜の苗を南三陸町の仮設住宅に贈った。
毎月11日に商店街の飲食店「牛田家」で開かれる会には、ボランティア経験者らが参加。今月11日は10人が、油麩丼などを食べながら、広島と東北のつながりや東北の歴史などについて語り合った。近くの化学製品販売会社社長吉田正さん(60)は「一度被災地を訪れ、被災者と交流してみたい」と話した。
東日本大震災から4年8か月。藤原さんは「このようなつながりが災害が起こった時に支援活動に生かされてくるはず。記憶が風化しないよう、地道に動き続けたい」と語る。
2015年11月18日 読売新聞